EVERGREEN CULTURE

Mi casa, su casa!

(歌詞和訳) Mack The Knife - Bobby Darin

 

 

今回取り上げる曲は、ボビー・ダーリン「Mack The Knife」です!まずは歌詞の和訳をどうぞ!

 

 

 

作詞:Bertolt Brecht, Marc Blitzstein

作曲:Kurt Weill

 

Oh, the shark, babe, has such teeth, dear

おい、あのサメはすごい歯を生やしてるぞ

And it shows them pearly white

真珠みたいに真っ白だ

Just a jackknife has old Mac Heath, babe

マックヒースもそんなジャックナイフを持っていて

And he keeps it, ah, out of sight

それを見えない所に隠している

You know when that shark bites with his teeth, babe

サメがその歯で噛み付いた時

Scarlet billows start to spread

緋色の波が広がり出すんだ

Fancy gloves, oh, wears old Mac Heath, babe

マックヒースはお洒落な手袋をつけていて

So there's never, never a trace of red

彼はい足跡を決して残さない

 

Now on the sidewalk, huh, huh, whoo sunny morning, un huh

天気のイイ朝、歩道の上に

Lies a body just oozin' life, eek

誰かが横たわってて、その体から血がドクドク溢れ出てた(キャー!)

And someone's sneakin' 'round the corner

角を曲がった所に誰かがコッソリ逃げ込んだけど

Could that someone be Mack the Knife?

あれは「マック・ザ・ナイフ」だったんじゃないか?

There's a tugboat, huh, huh, down by the river don'tcha know

川を下った所にタグボートが一隻止まっていて

Where a cement bag's just 'drooppin' on down

セメント袋が下ろされているね

Oh, that cement is just, it's there for the weight, dear

あのセメントは錘のためだよ

Five'll get ya ten old Macky's back in town

賭けてもいいぞ、マックが街に帰ってきた

 

Now d'ja hear 'bout Louie Miller? He disappeared, babe

そうだ、あんたルイ・ミラーの件聞いたか?彼は姿を消したらしい

After drawin' out all his hard-earned cash

彼が苦労して稼いだ金がキャッシュで引き出された後のことだ

And now Mac Heath spends just like a sailor

そして今、マック・ヒースは船乗りみたいに金を費やしている

Could it be our boy's done somethin' rash?

もしかしたら、ルイは何か酷い目にあったんじゃないか?

Now Jenny Diver, ho, ho, yeah, Sukey Tawdry

ジェニー・ダイバー、スーキー・トードリー、

Ooh, Miss Lotte Lenya and old Lucy Brown

ミス・ロッテ・レンヤもルーシー・ブラウンも

Oh, that line forms on the right, babe

ちゃんと並んで聞けよ

Now that Macky's back in town

マックが街に戻ってきたんだよ

I said Jenny Diver, whoa, Sukey Tawdry

俺は言ったぞ、ジェニー・ダイバーとスーキー・トードリー

Look out to Miss Lotte Lenya and old Lucy Brown

ロッテ・レンヤとルーシー・ブラウン、気をつけろ!

Yes, that line forms on the right, babe

ちゃんと並んで聞くんだ

Now that Macky's back in town

マックが街に戻ってきた

Look out, old Macky's back

気をつけろ、あのマックが戻ってきたんだぞ!

 

 

 

金のために人を平気で殺してしまう、マック・ヒースという人殺しの話です。

この曲は元々ドイツの作曲家、クルト・ヴァイルが「メッキー・メッサーのモリタート」というタイトルで書いた曲で、1928年「三文オペラ」に使われて有名になりました。

時は流れ1954年、マーク・ブリッツスタインがモリタートを英語歌詞にアレンジしたのが「Mack The Knife」で、エラ・フィッツジェラルドルイ・アームストロングビング・クロスビー等の名アーティストに歌われ、ジャズのスタンダードナンバーになりました。この曲を明るく歌う人もいれば、クルーナーボイスで渋く歌ったり、少し歌詞を変えたり、Rosemarry Clooney, Perez Prado Orchestraのようにサンバアレンジで歌う人も出てきました。ボビー・ダーリンは「eek!」なんて感嘆詞を入れたりして、中々茶目っ気のある歌い方をしています(笑)

 

ボビーはMack The Knifeの他にもBeyond The Seaなどのジャズソングを多く残しているためジャズシンガーと思う方もいるかもしれませんが、もともとはロック調のポップスを歌ってた人で、「Dream Lover」Splish Splash」などのヒット曲を飛ばしています。

Mack The Knifeがヒットしてから、彼はタキシードで身を包みジャズ路線に行きます。スウィングなどのハネるリズムの曲を歌うのが上手だった彼は、軽快にたくさんのジャズを歌いこなしています。そしてジャズの次はフォークやカントリーを歌うようになり、「18 Yellow Roses」や「Things」「You're The Reason I'm Living」がヒットします。彼はシナトラやトニー・ベネットとは違ったカラーのイタリアンシンガーで、様々な曲を器用に歌いこなしました。

THAT'S ALL [LP] (180 GRAM) [Analog]

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次はボビー・ダーリンの曲で僕が一番好きな「As long as I'm singin'」について書こうと思います。では!